契約職員の仕事は評価している

ー 契約職員の待遇改善に関する団体交渉報告 −


 3月30日、「契約職員の待遇改善に関する団体交渉」を行いました。要旨を報告します。

 日 時 2006年3月30日(木)10時30分〜11時40分
 場 所 事務局特別会議室

(○:組合側発言、●大学側・遠藤理事発言)

1.長期勤務の契約職員を正規職員に繰り入れること
●正規職員に組み込まれる一般職については、統一試験で採用することが原則であり、転勤できるか、退職金の旗(目途)が立つかどうかも難しい。
●仕事は評価しているが…。対価は出せていないかもしれない。

2.契約職員の給与を月給制にすること
●日々雇用が原則である。月給制の契約職員は特任制を取り入れた。契約職員全員を月給制にすると一億円の負担増となる。年俸制にすることはありうる。極端に(人件費)上げることは出来ない。

3.契約職員の日給額の基礎を所定労働日の算定式で行うこと
 (正規職員の日割り算は法人化とともに改正されている)

●(月給制が適用されない)契約職員の賃金は各人ごとに定めている。日割り計算は労働基準法にのっとり変更した。

4.任用中断日が廃止され、継続雇用されていることから6月期手当の支給率を100/100にすること
●法人化移行でプラスにもマイナスにもならないようにした。100/100としたら2700万円の負担増。勤務実態は継続である。均衡は考慮する。3月31日をつなげたのは労働環境の改善のためである。
○契約職員全員でなく、20年以上勤務者のみについてはどうか。
●財源的には可能かもしれないが、積極的に検討するとは言いかねる。

5.退職手当の支給率を正規職員と同等に0.3から0.6にすること
●法人化移行でプラス・マイナスが生じない制度設計とした。

6.夏期休暇を正規職員と同等に3日間とすること
●今年から夏期休暇は3日となります。

その他
○20年以上の契約職員の職務内容を調べてきちんと把握して欲しい。
●話はよくわかりました。
○今後も契約職員に関する問題で継続して交渉していきたい。
●いつでも交渉に応じます。